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素早くVirtual Worldができてしまう3Di Cloud for Unityですが、オリジナル空間やアバターのカスタマイズなど、もっとふか~く3Di Cloudを楽しみたいという方のために、今回は「
3Di Cloudの主要オブジェクト」に関して書いてみます。
では、早速ダウンロードしてきたVirtual World Kitフォルダ内の>Assets>
default.unity
を起動して中身を見てみましょう。
(シーン上にあるものは、Hierarchy(階層)タブの中と一致しています。)
■地面オブジェクト
★Layerのラベルを「ground」に設定
■LoginPointオブジェクト
- LoginPoint:ログイン時のアバター出現位置
■カメラオブジェクト(シーン /3di/Main_Camera)
- Main_camera:画面を移すためのカメラ
- Main_cameraをクリックして、Inspectorタブを見ると、4つのスクリプトが用意
★Network.cs: ネットワーク管理(ゲームメッセージ交換等)
★MainUI.cs: GUIを管理(チャット入力や吹き出し表示等)
★Main3D.cs: アバター管理(アバターの移動など)
★SmoothFollowMod.cs: カメラの移動やズーム制御
■アバターオブジェクト(プロジェクト/3di/Resources/以下に配置)
デフォルトでは、3Diが用意したアバターが入っています。
(Project>3di>Resources>sample>3di_avatar_f_model)
をクリックして詳細を見てみましょう。
アバター詳細を見ると以下のスクリプトやラベルなどが割り当てられています。
実際に、アバターカスタマイズをする時にはこれらが必要です。
3Di Cloudでアバターをカスタマイズする際には、ライブラリ(Project>Resources>Lib)やスクリプトを(Project>Resources>Scripts)を割り当てます。
- ★(1)cam_targetオブジェクト:カメラの焦点位置で、カメラがアバターのどこに向かうか設定。
- Projectのアバタープレハブ をクリックして、Inspectorを確認しましょう。
★Layerのラベルを(2)「avatar」に設定
★(3)Capsule Collider:アバターのコリジョン
(事前に、メニュー>Component phisics>Capsule Colliderを実行し、カプセルをシーンでアバターに合わせる)
★(3)MoveTo.cs:個別アバターの制御
(特に、Idle Animation, Walk Animation設定が大切です。
オリジナルで制作した、止まっている時のアニメと歩いている時のアニメをそれぞれに割り当てます。)
★(3)Touch Avatar:アバターをタッチしたときのイベント制御
※アバターを制作し終わったら、先ほどのMain_Cameraに割り当てた、MainUI(Script)の設定内のアバター登録、サムネイル登録を忘れないようにしましょう。
Main_Cameraをクリックすると、MainUI(Sccript)が割り当てたことを確認しましょう。
足りない時は、Resourcesの下を探して割り当てましょう。
↓
Main UIで時に大切な設定は、
- Avatar Prefabに、制作したアバタープレハブを登録。登録数は、sizeで変更できます。
- Avatar Imageに、制作したアバターのサムネイルを入れる。ログイン時に表示されるアバターリスト画像に当たります。
■イベントオブジェクト(シーン /3di>room_item)
イベントを起こすものです。例えば、何かをクリックすると何かが起こるようなもの等を指します。
★Touch Kuma.cs:アイテムをクリックすると会話をする
★Focus_vwkit:アイテムをクリックすると、フォーカスして、指定のwebページが開く
補足)
3Di Cloudで必用な、オブジェクトに付けるスクリプト記載してきましたが、
( メニュー>Component>3Di )からでも選択ができます。
いかがでしたか?
カスタマイズしようとすると最初は、設定箇所がたくさんあるように見えて難しく感じるかもしれませんが、一通り見ていただくと、空間に必要なライブラリが用意されているので簡単にできることがお解りいただけると思います。
今日は、3Di Cloudの主要オブジェクトのご紹介でした。
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